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蟲師元ネタ考察『雷の袂』

タイトル『雷の袂(いかずちのたもと)』について

読んでそのまま雷の話。
そして、大辞泉によると袂には以下のような意味がある。

【袂(たもと)】:1.和服の袖付けから下の、袋のように垂れた部分。
2.そば。きわ。
3.ふもと。すそ。
4.肩からひじまでの部分。

そのまま、素直に読めば2.の「そば。きわ。」という意味だろう。雷のすぐそば。
しかし、『袂』にはそれ以外の意味がある。
「袂に縋る」と言えば、相手の同情を引いて助けを求めることだし、「袂の露」と言えば、涙の暗喩。「袂を絞る」と言えばその激しい様である。
そして、「袂を分かつ」と言えば、離別の事である。特に偶然等ではない、確固とした意思による離別を言うだろう。
『雷の袂』はしのとレキの親子が、雷の落ちる下で袂を分かつ話である。


登場人物の名前について

レキ
息子、レキの名前の元は恐らく『霹靂(へきれき)』のレキだろう。
『霹靂』は雷、もしくは落雷、雷が激しく鳴るという意味。

しの
母親の方は、わからない。まさか、『篠竹』の「しの」ではあるまい。
竹は絶縁体だから雷も関係なく、また、絶縁体だけに絶縁の話である。という事はないと思う。
『篠突く雨』なら土砂降りのことで、雷と関係があるかもしれない。
もしくは『忍ぶ』の「しの」だろうか。『忍ぶ』には辛いことを我慢するの意味がある。
『偲ぶ』の「しの」かもしれない。しのは、結婚できなかったかつての恋人を今でも偲んでいるのかもしれない。


蟲・現象についての考察

『招雷子』
名前はそのまま、『雷』を『招』く『子』なのだろう。
よく似た身近なものに「避雷針」がある。
臍から入り、治療にはへその緒が必要というのは、「雷に臍をとられる」という俗信からの着想だろうか。
雷と共に天から落ちてくるという点では「雷獣」によく似ている。
また、落雷が多い樹には雷獣が住み着いているという伝説もある。
龍が天に帰る際雷に乗るという話もあったと思うのだが、元を失念してしまった。どこかの創作と間違えている可能性もある。
虫が臍から入ると言えば、映画『マトリックス』の寄生虫を思い出すが、これは関係ないだろう。


舞台・背景について

愛知の雷松の伝説など、実際に「雷がよく落ちる樹」の伝説は実際にある。


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